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Jumping Spider Photo Gallery -CONTENTS-
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2006.05.03 │ イワテハエトリ? Pseudeuophrys iwatensis │ ♂ │ 約3mm
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◎D200前玉外し28-80Kenko MC4DGSB-30プラ板ディフューズ
2006.08追記 きどばんさんの“クモ蟲画像掲示板”に於いて『ヤガタハエトリグモ属 Pseudeuophrys のヤガタハエトリもしくはイワテハエトリではないか』とのご指摘をいただき、JSSC・池田先生にお尋ねしたところ『イワテハエトリかもしれない』とのお答えでした
そういえば世間はそろそろ順繰りに成体の時期ではありませんか。
あの例の、3月に見た不明のハエトリ(→)はどうなっているでしょうか。
2ヶ月も経過しているのだし、なにかの変化があると愉快な事この上もないのだが。
などと、あの例の近所の墓地へふらりと立ち寄ってみます。
……いきなりかよ!
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前回と同じように土塀の上縁に積んである瓦、その隙間あたりを探すまでもなく『これはアレだ、アレの♂成体だ!』と直感できるのが、フツーの顔をしてシレッと徘徊していたのです。体は黒く、ウデはガッと張り出し、触肢も完成されているようです。前回の姿をしたハエトリがいなくなり、この♂成体の姿のハエトリに変わっていたのです。

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↑前玉外し28-80+テレコンは最大倍率で長辺約9mmの範囲が写ります。その画像をノートリですので、体長は約3mmであることが見てとれます。大きさ的には2ヶ月前と変わっていません。
→こちらは地べたを跳ね歩いていた、同種としか思えない別個体。小さなハエトリですが、肉眼でも白い触肢とうしろあたまの白いタテガミが目立ちます。また黒茶色の短毛に覆われた腹部前縁および後半部にも白毛があります。
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image 日をおいて5月6日にも行ってみました。
←同じ場所に若い個体もしくは♀が。すぐに逃げられちまいましたが
↓すぐ近くにやっぱり成体♂、左右は別個体です。マミジロ♂のような白眉も窺えます。このサイズのハエトリには思えない、グっとくる面構えではありませんか!
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こちら三枚は地べたにいた同一個体です。――まとめますと
地べた、または隙間系であまり垂直面や葉上には見られない/体長約3mm/5月に成体/体色は歩脚も含めておもに黒地(まばらに茶色)、触肢・眉が白、うしろあたまに縦長に白毛、腹部前縁および後ろより(こちらは中央で途切れる)に白毛、第3・4脚にも白輪紋あり。目撃したのは目黒区八雲の墓地のみで、個体数は多い――ハエトリ。

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