というわけで2002年がやってきました。
今年も張り切って参りましょう。
まずは「bookmark」に、なんと、リンクを1件追加です。
嬉しいなぁ。実は勝手に貼ったのですけれども。
東京は下北沢、といえば文化・ファッション・ミュージック・若者（笑）
かの地を拠点とする、広告＆企画オフィス「ベースボール」さんの
『ベースボール・ヤキュウ・ドット・コム（http://www.baseball89.com/）』 です。
こちらにコピーライティングを依頼することもままありまして、
したがって当サイト・お仕事の間にも
彼らの筆による文言の踊ったお仕事、並んでおります。それはどれでしょう。
さてさてお仕事の間といえば「works room」にも
お仕事ではないのですが、そこはそれ、新年ということで
六年前からの年賀状デザインを置いてみました。
そんなこんなで当サイト、そろそろ各ページとも重くなってきました。
折りをみて分割・再構築の時期ですな。
肥大化・強大化したものなぞ、すっぱり分けちまうってのもひとつの手かと。
膨張大国、いや失礼、某超大国とか。

さてさて、件のK・F・Sといえば。 かのポパイ、そしてなによりベティ・ブープ嬢。 ベティちゃん。ウ〜ム、素晴らしい。 ロリータ・ジャンピング・スパイダーこと シャルロット、ひょっとしたら 彼女もベティ嬢の系譜であるやもしれません。 ……。全然ちがうような気もします。

さてさてさて、ベティ・ブープと来れば。
やってきましたキャブ・キャロウェイ。
ジェイクとエルウッドの兄弟に、
ブルーズの手ほどきをされた方としても有名ですね。
♪ハーリハーリハーリハー。
………。さっぱり意味不明になってまいりましたよ。

?

春ですなぁ。　てんで思い出しましたのがひとつ。
ここブリッツの居するマンションには、なぜか蛙が出没します。
いま時分には珍しい手のひらに余るほど育ったツチガエルの類。

こ奴、なにを血迷うたか毎年のように啓蟄も待たず這いずりい出て
冷たいコンクリートの通路でぶるぶる震えていやがる。
まったく、頓珍漢な野郎だぜ。
なのですが、今年は現在のところ巡り会えておりません。
大丈夫だろうか。ここ数年は住民の入れ替わりも頻繁であり、
誰かにとっ捕まってブチ殺されたりはしていないだろうか。
掲示板に貼り紙でもしようかしらん。心配です。

会う、といえばシャルロット。
君もそろそろ顔を出しなよ。
おもしろそうなのが、はじまるぜ。

そんな無体な。絵にも描けないおそろしさ。

翻訳、といえば以前、どこで読んだのだか目にしたのだか
『デザインは、翻訳である』なんて言葉を見つけまして。
えええェ。そんなの、当たり前ではないか。
わざわざ明言せずばならぬようなことなのだろうか。
まるで、『私の弟には、兄がいる』
『馬から落ちて落馬した』『顔を真ッ赤に赤面した』
『西から昇ったお日様が、東〜に沈〜む〜（あッ大変）』
そんなふうな、いいまわしではないか。
とはいえど。
自分達のやっている／やってきたものを省みまするに
なんと手を替え品を替え何度もなんども口を酸っぱくして
私の弟には兄がいると力説する、そんな商売であることよなぁ。
などと考えれば、件の言葉はまさに正鵠を射たものなのか、
得心したような気もするようなしないような。
これで、いいのだ。

かえすがえすも微妙なマイナーチェンジというものは
ドツボにハマリやすくそしてそれは非常に危険。

●先週末、6年以上お付き合いしたスキャナが彼女のその生をまっとうしました。買い替えの折りにはアグファ、ライノタイプとか狙ってこましたろかい、つねづね企んでおりましたので──おう、営業君、いっちょその辺り適当に見繕って持ってきてくンない──なんて電話しかけたのですが…いかにして仕事場に搬入するのかその方法をあみだすのがメンドクサイのでひとっ走り秋葉原へゴーアンド量販家電店にてとっとと普及機種を買って帰る。

●そんなわけで肩慣らしも兼ねまして、チョー久々に「12 by 12 is」にP.i.Lのブート盤を。絵的には愉しい部分は皆無ですので、チョイと語ってみましょうか。

『Nubes』…78年のフィンズベリー・パーク、レインボー・シアターでのライブです。あれ？それってデビューライブ？ホントかよ…。入手以来20年間疑惑にまみれた可哀相な一枚。発売元の“Impossible Recordworks”っていうネーミングも…ネタでしょうか。なぜか「Belsen was a gas」なんか演ってやがりますし。解らん…。

『Profile』…こちらは80年5月4日、L.A.はオリンピック・オーディトリアムでのライブ、2枚組です。時期的にも演奏内容的にも『PARIS AU PRINTEMPS（パリ・ライブ）』に近く、かつボリューム2倍でお得。いやいやいや。そんなことよりも実はこれ、すっげぇファンキーで楽しいのです。始まり方を見れば、ドアーズのアブソルートリー・ライブにイメージは近いかも。オープニングがジョン・ライドン抜きの「Fodderstompf」、ジャー・ウォブルの独壇場、ノリノリなのです。ノればノるほど更にノる→ノってノって→ぶわーッと盛り上がったところでジョン登場→歓声→怒濤の「Careering」へとなだれこみ！続くは「Annalisa」！……先入観を排除すれば、パリ・ライブよりカッコ良いんじゃん。まるでロックコンサートのようではありませんか。なんとなればキース・レヴィン、ムカムカしながらギター弾いていたんでしょうか。（“客に迎合してプレイすんのは間違ごぅとるぞ貴様！”）面白い面白い。

●全体に幾分かのリニューアルを施しました。インデックスページのビジュアル変更と、コンテンツをひとつ追加です。この更新履歴で時折やっていた「Jumping Spider Photo Gallery」を、このたび独立させました。これから被写体たちがどんどんいなくなっちまうのに、果たしてちゃんと成り立つのだろうか。それは良いとして、なにゆえ柘榴なのだろうか。

●といわけで近況報告的な四方山話をいたしますと我々このたびJAGDA会員の末席に加わらせていただくこととなりました。イヤハヤ。身の引き締まる思いでございます。
冷や汗脂汗、ドロドロの。

まぁそんなわけで今年最後の更新になるでしょうなあ。

●おお12月。といえば。よもやま話です。去る12月4日に
元ちとせさんのライブに行って参りましたのですわ。
イヤ素晴らしい。彼女は素晴らしい。さらにバンドのメンバーに目をやればなんと。
ベース！　いッ井上冨雄ッ！ウヒャー。
ドラム！　うッ上原ユカリッ！ドヒャー。
キーボードその他！　きッkyon！アレマー。
井上さん、相変わらず鬱陶しいベースライン（貶しているのではなく
心から愛をこめて。わかるひとにはわかるでしょう？）
上原さんはつるッぱげスキンヘッドのオッサンと化して。なんかスゴイなぁ。
このくさ〜いリズム隊が、元さんのプリミティブな部分を
イイ感じにもり立てていたように思えたのでした。
なんちゅーかこの、彼女はナニカの媒介として、そのボデーから
実体を持ったかたちとしての「唄」が、にょろにょろと
エライ勢いで噴き出ているような、そのような印象を持ちます。
やっぱり彼女は生がエエわー。是非いつかは星降る潮の香りの原っぱで
泡盛でへべれけになって、聴き唄い踊りたいものですなあ。
へらへらと。